薬剤師として働く前にやっておいた方が良いと思うこと

薬剤師として働く前にやっておいた方が良いと思うことはなんですか?

私は国家試験の勉強をしている時に、ほとんど過去問や国家試験の類似問題を解く事だけに力を使っていたことから、教科書や参考書を一周読み切るということがありませんでした。
無事に国家試験に合格することはできたものの、実際の現場では大学で学ぶ実務の知識や病態の知識は把握していて当たり前のものとして要求されます。
大学で習った知識を実際の現場で活かせないと、「学生の頃もっと勉強しておけばよかった」という後悔の日々を送ることになります。
教科書や参考書に書いてあることをすべて覚えることは不可能に近いですが、一度目を通したことがあるかないかでは実際の現場では雲泥の差が出ます。
今、国家試験の勉強をしている皆様は国家試験の勉強をするときに、目先の試験合格という目標だけではなく、実際に自分が現場に立った時のことを考えながら勉強してください。
ただ目の前の問題を黙々と解いているよりもそっちの方が楽しいと思います!

また、パソコン関係に強くなっておくと、事務作業の時に効率よく業務を進められたりするため、今後非常に役に立ってきます。
薬剤師業務は遅くまで薬歴を記載したりなど意外と体力や粘り強さが重要になってくるものなので、スポーツや筋トレをして、体力をつけることも良いと思います。


ためになったことはあります?

働き始めてから実務実習を真面目に受けておいてよかったと感じることが多かったです。
5年生の実務実習では、ほとんどが調剤だけの実習であったり、たまに服薬指導をするだけという経験しか得られなかった人が多いと思います。
しかし、実習中に処方箋の内容に関して疑問を抱いて勉強したり、指導薬剤師からの指示を真面目に聞いて実践していくことで、将来薬剤師になった時に自分が勤めている薬局の業務内容が頭に入りやすくなり、実践できるようになると思います。


薬剤師を目指している人へのアドバイス

仕事をするようになる前に趣味を見つけておくと良いと思います。
薬剤師だけに限った話では無いですが、仕事終わりや休みの日でも仕事のことが頭をよぎることがあると思います。
その際に、他の事を考えずに没頭できる趣味を一つでも持っていると良い気晴らしができて、「明日も仕事頑張ろう!」という気持ちが湧いてくると思います。
私は、筋トレや好きなお酒を楽しむことにより気分転換をして、日々を過ごしています。
今、薬剤師になるために一生懸命勉強している皆様にはぜひ、それをやっている時には他のことを忘れられるくらいの素晴らしい趣味を見つけてほしいと思います。


ナカジマ薬局に入社して良かったことは?

入社から2か月間、札幌での仮配属店舗での勤務と本社やZOOMでの研修を同時期に経験でき、学んだ知識を翌日から実践できることがとてもいいと思いました。
本配属の店舗に配属されてからも研修の知識を活かすことができ、とても役に立っています!

REALVOICE

薬剤師によるリレーブログ。 入社したからこそ聞ける「本音」を更新中! ナカジマ薬局のウラ側を知ってみよう!

0コメント

  • 1000 / 1000