入社2年で「心不全療養指導士」を取得!薬剤師向けの講演も!

認定・専門薬剤師とは何ですか?

外来がん治療認定薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師、糖尿病薬物療法認定薬剤師、小児薬物療法認定薬剤師など幅広い疾患の資格があります。
資格取得のメリットは、患者様、他の医療職への対応に自信と説得力が出ることです。
資格取得のために知識習得をすることで、根拠に基づいた服薬指導、処方提案ができるようになり、患者様、他の医療職から信頼を得ることができると考えています。

取得した資格は何ですか?また、なぜその資格を取得しようと思ったのですか?

私は2022年4月にナカジマ薬局に入社し、2024年4月に「心不全療養指導士」という資格を取得しました。
まだ歴史の浅い資格で2021年に日本循環器学会によって新設された資格です。
薬剤師に限らず、看護師、理学療法士など多くの医療職が取得可能な資格となっています。
学生の頃から循環器領域に関心があり、特に心疾患に興味がありました。
その中で、薬局薬剤師が取得できる資格ということで心不全療養指導士の取得を目指しました。
資格取得後には、薬剤師会から講演依頼があり、薬剤師向けに講演を行いました。

勉強法や仕事との両立について教えてください。

特別な勉強法はありませんが、習得した知識をインプットするだけで終わらせず、実際の服薬指導、処方提案でアウトプットすることを意識していました。
さらに、対応後に指導や提案が最善であったか評価することが大切だと考えています。
症例報告は業務時間内に症例を収集する必要があり、職場の理解がなければ症例を集めることに苦労すると思います。
そのため、資格取得には会社のサポートや資格取得に対しての理解が不可欠だと考えています。
ナカジマ薬局では、症例が集まりやすいような店舗配属を考慮してもらえるサポート体制もあります。

資格取得へ向けたサポート体制について教えてください。

筆記試験に関しては、自身の努力次第で結果がついてきますが、症例報告に関しては、1人で作り上げるのは難しいと感じています。
症例報告は明確な正解がないため、自身で作成した内容が症例報告として成り立っているのか判断することは難しいと思います。
そのため、社内の有資格者による症例報告書添削は心強いと感じました。

最後に、個人的な意見ではありますが、多くの疾患で治療が進んでいる中で最後は心不全で亡くなってしまう人が今後さらに増えると考えています。
心不全療養指導士の資格の知識を活かし、そのような人々を少しでもサポートできれば本望だと思っています。

REALVOICE

薬剤師によるリレーブログ。 入社したからこそ聞ける「本音」を更新中! ナカジマ薬局のウラ側を知ってみよう!

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